事例紹介

家庭教師・カウンセリング・コーチング・コンサルティングお申込時の

参考にしていただければ幸いです。

小学生~社会人、親御さんコンサルティング〜家族カウンセリングまで、

幅広い事例を掲載しています。

◆「家庭教師」および「カウンセリング」がメインの事例

 

  • 【ADHDグレーゾーンの小学生のケース】私立小学2年生から家庭教師およびカウンセリングを担当。人見知りですが時に度を越した甘えが出ることも。その性格ゆえに学校や家庭でつらい思いをすることもあったので、お母様と綿密に相談し挨拶の仕方や言葉遣い、人の気持ちの察し方、自分の気持ちの伝え方などのコーチングもしました。注意力の散漫さや学校のお友だちとのトラブルをカウンセリングでケアしつつ、家庭教師として算数と数学をメインにお教えしています。「学校で嫌なことがあっても、泣いたりしなくなった。『今度の授業のときに先生に聴いてもらお!』って思ってがんばってる」とのこと。家庭教師およびカウンセリングは5年間継続しています。

 

  • 【難しいと言われていた中学受験に合格した男子のケース】公立小学校5年生から家庭教師およびカウンセリングを担当。穏やかでおっとりした性格で学校でいじめられることも。カウンセリングで丁寧に話を聴き自信をつけていきました。性格に合った校風の私立中学受験を決意。勉強嫌いな彼にとって受験勉強はつらいものでしたが、勉強が終わってから大好きなゲームを一緒にするなどケジメをつけて切り替えをはかりました。「ゲームでは先生に負けないぞ(笑)」とユーモアをまじえてゲームを楽しみました。モジモジ恥ずかしがり屋さんなので面接練習もみっちり。合格は難しいと言われていた人気私立中学受験に見事合格しました。今も元気に通学しており定期テスト対策のために家庭教師を継続しています。

 

  • 【私立女子校の友人関係改善と成績アップを果たした中学生のケース】近年伝統校やお嬢様学校の崩壊をよく耳にしますが、中学1年生からカウンセリングと家庭教師を担当している女の子の学校も昔ながらのお嬢様校。しかし内部はかなり崩壊中。SNS・スマホでのトラブルは枚挙にいとまがなく巻き込まれ型の生徒さんはストレスがたまる一方。友だち関係を改善するための心理教育を含めたカウンセリングを継続。自己表現の不得手な生徒さんでしたが気の強い友だちに対して徐々に「NO」と伝えることができるように。また「成績で勝つのも自信につながりそう」とやる気に満ちておられたこともあり学習支援も行いました。テスト前は全科目一緒に勉強し自信をつけました。比較的難易度が高い定期テストで以前はほぼ全科目平均以下でしたが4科目で平均以上を獲得。「勉強が好きになってきた!」とモチベーションはさらにアップ。週に1~3回の家庭教師&カウンセリングを続けています。

 

  • 【中3からやる気を出した男子のケース】公立中学2年生から家庭教師およびカウンセリングを担当。中学2年生までは運動部で活躍しておりまったく勉強をしてこなかった彼の成績は平均より下。受験を1年後に控え危機感をおぼえたとのこと。カウンセリング・コーチングを経てやる気爆発。週に2回、2時間の授業で英語をメインに学習支援しました。なんと3ヶ月で偏差値は20アップ集中が鈍ったときにはカウンセリング。「男子も友だち関係って面倒なんスよ・・・」と本音を打ち明け始めてくれました。授業の合間に学校の人間関係や自分の性格についての相談もさしはさみ、メンタルケア&メンタル強化にも勤しみました。その後もどんどん成績を伸ばし志望校(偏差値60台後半の都立高校)に合格しました。

 

  • 【無気力状態を克服し受験合格した中学生のケース】公立中学2年生から家庭教師およびカウンセリングを担当。初期は無気力感が強く勉強にも気が乗らない様子でしたがカウンセリングを重ねて心理的信頼関係が築けてくると「先生は親や学校の先生みたいにただ『勉強しろ』って言わないんですね」「勉強しなきゃってわかってるけど、勉強してなきゃおかしいみたいに言われると自分ってなんなんだろうって思って」と、思春期特有の自我のさらなる芽生えによって大人からの言葉が思わぬプレッシャーになっていたことがわかりました。親御さんもまじえて家族カウンセリングの時間を持ち、周りの大人との関係性と、自身の自我の芽生え、そして勉強、複数の問題を切り離して考えられるようになりました。3年生になる頃には「勉強でも自信つけたくなった」と受験勉強にも取り組み始め、無事志望校(偏差値約60の私立高校)に合格しました。

 

  • 【有名私立中でのいじめ→不登校→公立中へ転入→都立高校進学を果たした男子のケース】都内有数の伝統校に通う男子。中学2年生から家庭教師およびカウンセリングを担当。いじめによる傷つき体験と学校のいじめへの対応などから大人への不信感がありましたが、漫画を一緒に読んだり描画療法を取り入れたりしながら2~3回の面接で心理的信頼関係を築き、カウンセリングを開始。親御さんをまじえての家族カウンセリングも行いました。不登校から学校復帰を目指すための最善策です。家族内の葛藤や軋轢もあり極端にひきこもる時期もありましたがご両親も協力しての関係調整を重ねて心が安定。公立中に転校してからもクラスの人間関係に対する不安は続きましたが無事学校復帰。カウンセリングと学習支援の比重を変えつつ受験対策。もともと成績も良い賢い子でしたが、一緒に勉強方法を見直してネックだったケアレスミスも減り、なんとクラスで一番をゲット! 偏差値も70まで上がり、トップクラスの都立高校へ進学を果たしました。

 

  • 【不登校から学校復帰し単位制高校に進学した中学生のケース】人間関係で傷つきやすく不安感が強いために不登校状態の中学2年生の女の子の家庭教師とカウンセリングを担当。週に2回自宅に訪問し、1回はカウンセリング、もう1回は学校の補習をしました。最初は対人恐怖心性のために緊張していましたが、「先生は、学校の先生と違って話しやすいです」と、すぐに打ち解け悩みを語ってくれました。学校には全く行かなくなっていましたが、語ることで心の落ち着きを取り戻し、3年生の後半からは週に1,2度相談室登校するようになりました。高校は単位制を選び、今も家庭教師とカウンセリングを継続しています。

 

  • 【中高一貫校で自信をなくした高校生のケース】ハイレベルな中高一貫校で学習進度のはやさと教師の対応に心折れ気味になっていた高校1年生の女の子のカウンセリングと学習支援を担当。カウンセリングでは自尊心の低さが痛いほどにうかがえました。一度学校の勧める目標から離れ、自分らしさを取り戻すために週に1回の訪問カウンセリング。少しずつ自信が復活してきたところで英語と数学を基礎レベルから復習・確認メンタルケア&強化を兼ねてカウンセリングを併用しながら地道に一緒にがんばりました。親御さんが数度の親カウンセリングで理解を示し焦らなかったことも重要でした。今はセンスを活かして芸術系大学を目指し勉強中です。

 

  • 【進学校入学後の燃え尽き症候群からやる気を取り戻した高校生のケース】 県内有数の進学校に合格を果たすも入学後は周りが皆ハイレベルで受験の疲れもあり自信を無くし落ちこぼれ気味になった高校2年生の男の子の家庭教師とカウンセリングを担当。週に1~2回のカウンセリングで適度な自尊心を取り戻しました。もともと思考力も実践力もあるお子さん。部活や課外活動で活躍することで「あるがままの自分」を受け入れ、勉強にも身が入るようになりました。自分で納得した大学(私立上位理系大学)へ進学を決めてから2~3週間に一度のカウンセリング。ずっと学びたかった学問を専攻して毎日いきいきと過ごしています。

 

  • 【高校中退から親子カウンセリングを経て大学合格した女子のケース】校風やクラスの雰囲気になじめず高校を中退した女の子の家庭教師およびカウンセリングを担当。優しく思いやりのある性格で頑張り屋さんの彼女は、画一的なものの見方をする厳しいお母さんと気ままで自由人な妹との三人暮らし。学校にも家にも居場所をなくしかけ、落ち込んでいました。個人カウンセリングによって「居場所を作ろうと頑張ったけど出来なかった自分」に自信をなくしていることに気づき、「せめて家では気楽に過ごしたい。お母さんと腹を割って話したい」と親子カウンセリングも導入しました。最初は戸惑うばかりのお母さんも徐々に心境を語り始め、「母子家庭だから父親代わりも頑張らなきゃと思っていた」とのこと。お母さんとの本音の意思疎通が出来始めたことで心の安定を取り戻し勉強にも集中できるようになりました。高認を経て無事志望校(有名私立大学文系学科)に合格。現在もレポート作成のお手伝いや定期的な心理カウンセリングを継続しています。

 

  • 【大学推薦取り消しを回避して不登校から間欠的教室復帰→大学進学を果たした高校生のケース】高校2年生から家庭教師およびカウンセリングを担当。有名大学の付属校だったので、不登校のままですとエスカレーター式の大学入学が取り消されてしまう可能性がありました。それは彼自身も避けたかったので、少しでも学校に行くことを目標に。自己表現が苦手な彼は少し描画療法をメインとしたカウンセリングを週に1度行いました。徐々に自分の感情や思考を言葉にできるようになり、不登校になったきっかけを言語化することも出来ました。自信もついて、3年生からは間欠的ではありますが教室復帰。単位に必要な宿題やレポートのお手伝いもしました。大学入学後は希望の学部で楽しく学んでいます(私立上位大学理系学部)。月に3回、人間関係などの不安を解消するためのカウンセリングを継続しています。

 

  • 【心理学科に社会人入試を果たした20代男性のケース】福祉系施設で働きながらお金を貯め、心理学を深く学ぶために社会人入試を目指している男性の家庭教師とカウンセリングを担当。社会人入試に必須の小論文・面接対策で受験に自信をつけました。勉強を続けていくと、「実は高校生時代に不登校経験があって・・・」と、キャンパスライフへの不安が受験への抵抗感になっていることを打ち明けてくれました。カウンセリングで不安を解消していきました。見事第一志望の大学に合格。今は大学院進学のため、また自分の心を深く知るために家庭教師とカウンセリングを継続しています。

 

  • 【臨床心理士一種指定校の大学院に合格した20代男性のケース】臨床心理士一種指定大学院入試のための家庭教師と進路相談を担当。生徒さんは20代後半の男性で、医療機関に勤務していました。他学部からの受験のため、まずは心理学の基礎知識を一緒に学びました。難関である心理統計に関しては、関連する心理系の論文を読みながら実践的に指導。「教科書を読むより具体的なイメージがわき、すごくわかりやすいです」との感想をいただきました。志望校の過去問には論文からの抜粋と見られる実験結果の読み取り問題もあったため、受験対策にもかなり有効でした。心理英語はかたくなりがちな和訳の文章を読みやすいものにするために毎週課題に取り組んでいただきました。仕事と試験勉強を両立させ徐々にではありますが確実に受験対策を積み重ね、受験した3校に無事合格しました。

 

  • 【研究計画書対策→大学院受験に合格→苦手意識克服のためのカウンセリングを続ける30代女性のケース】心理学隣接領域の大学院入試のための家庭教師とカウンセリングを担当。生徒さんは30代の女性で、健康科学関連の会社に勤務していました。心理学科を卒業しており心理学や志望研究科の学問の素養はあるものの、「自分は文系である」という意識が強く、また心理学実験や卒論が卒業必須要件ではない大学だったこともあり論文読解や論理的な文章作成への苦手意識がありました。「難しい論文調の文章を、書ける気がしなくて…」と落ち込んでおられました。受験まで半年となかなかタイトなスケジュールでしたが、まずは苦手意識の克服のために一緒に関連論文を読むことに。志望校の教授の論文を始め興味のあるテーマの論文を読解しました。「先生と何本も丁寧に論文を読んだおかげで、もしかしたら書けるかもしれないと思えてきました」と自信をつけ、週に2回、研究計画書の作り込みを重ねました。志望校に無事合格したのちも、「苦手意識が多いのは自分に問題があるようなので…」とカウンセリングを続け、バランスの良い自己イメージづくりに励んでおられます。

 

  • 【臨床心理士資格認定試験に合格した相談員さんのケース】臨床心理士資格認定試験一次・二次試験のための家庭教師と進路相談、合格後はコーチング・コンサルティング・スーパーヴィジョンを担当。生徒さんは30代女性で、すでに相談員として民間教育系施設に相談員として勤務していました。スケジューリングを丁寧に行い、時間を決めて集中的に勉強。すると、これまで3回不合格だった一次試験に合格。「これまでよりも自信を持って臨むことが出来ました」とのこと。面接練習も入念に行い、二次試験も見事合格。資格取得後は転職活動の支援(コーチング・コンサルティング)ののち、相談業務のスーパーヴィジョンを行っています。

 

  • 【臨床心理士指定大学院合格を果たした40代女性のケース】教育関係の仕事から専業主婦になり、お子さんが学校へ行くようになって自己実現のために一念発起した女性の家庭教師と進路相談およびカウンセリングを担当。英語が苦手とのことで特に心理英語対策は多くの時間を費やしました。過去問によく出題される心理学の基礎テキスト(原書)をじっくり丁寧に和訳し、英語に慣れていきました。子育てとの両立のため、2ヵ年計画で志望校に無事合格。「ずっとカウンセラーの仕事がしたかったんです。夢を叶えることができました。」。真面目で責任感の強い性格で何事にも一生懸命になりすぎるところがあり、受験前は自身の複合的な課題に悩みながら、時に涙しながらカウンセリングを並行し気持ちを整えてこられました。今は「2年後に資格が取れたら必ず心理士としてカウンセリングをするのでその時はスーパーヴィジョンお願いしますね」と未来を見据え、前向きに笑顔でがんばっておられます。

 

  • 【臨床心理系大学院単位取得のためのカウンセリングのケース】大学院によっては単位取得のための条件としてカウンセリングを受けることが設定されています。修士課程に在籍する40代女性のカウンセリングを担当。月に1~2回、精神分析的心理療法を行いました。相談者さん側の気持ちの理解につなげるために十分なカウンセリング体験となるよう尽力しました。「単位取得のためだけでなく自分を振り返る良い機会になりました」と語ってくれたこの方は修士課程を無事修了。実務経験が必須のため多忙の中、現在はCP試験に向けて定期的に学習支援をおこなっています。

 

  • 【コンサルタント・コンサルティングのケース】企業でコンサルタントをしている30代男性のコーチングおよびコンサルティングを担当。人付き合いがあまり得意でなく、自己表現も苦手だったため、なかなかコンサル業務がうまくいっていませんでした。伝えたいことを正確にかつ柔和に伝える練習や、実際のコンサル状況のロールプレイを重ね、コンサルティング業務に自信をつけました。「コンサルのことだけじゃなくて相談したくて。恥ずかしいんですけど・・・」と、親子関係から派生したと思われる人間関係の苦手意識も相談してくださいました。精神分析的カウンセリングを取り入れ、仕事の悩みと人間関係の悩みがリンクしていたとに気づくことに。カウンセリングで洞察を深め適度な自信を持てたことによって人間関係も「以前よりずっと気楽になりました」と笑顔で語られました。

 

  • 【学術団体の50代男性の論文コーチングのケース】学術団体に属し、論文をいくつも書いていく業務に携わっている社会人男性のコーチングおよびコンサルティングを担当。ひとりでは全くうまくいっていなかったアイディア出しのために集中的にブレイン・ストーミングを行い、毎週課題を決めて論文制作をスケジューリング。無事締め切り内に論文を提出することが出来ました。以降も、自信を持って中間発表・最終発表するためのコーチングも行いました。「話すことでこんなにアイディアが出てきて、かつ考えがまとまるんですね。カウンセリングやコーチングってすごいですね」と驚いていました。現在も定期的にブレイン・ストーミングのサポートをしています。

◆医学部/難関校メンタルコーチングの事例

 

  • 【医学部を目指して複数年浪人中の20代男性のケース】親御さんが開業医さんということもあり小さい頃からお医者さんになろうとがんばってきた男性のカウンセリングおよびメンタルコーチングを担当。浪人を重ねる中で不安が募り、塾に行きづらく模試も入試も受けられなくなってしまっていました。丁寧に状況や心境をお聞きしていくうちに、「ひとりでいるとネガティブになりがち」という性質にご自分でお気づきになりました。親御さんにも協力いただいて、親御さんのクリニックで週に数回午前中、看護助手のアルバイトを始めました。不安症様の症状が出つつもさまざまな患者さんと接する中で「自分も医者として人の役に立ちたい」と心から思えたとのこと。晴れ晴れしいお顔で復塾、帰り道に週2回、カウンセリングとリラクゼーショントレーニングを続けました。成績も伸び続け、無事医学部に合格。つらい気持ちのわかるお医者さんを目指して不定期にカウンセリングを続けておられます。

 

  • 【心因性の腹痛を克服し受験を乗り越えた高校生のケース】心因性の腹痛に悩み、腹痛が起きる不安から試験に恐怖心がわいてしまった男子高校生さんのメンタルコーチングを担当。入試が半年後に迫る中、最初の2〜3ヶ月は週に2回ほど追加の時間もとってくださるほどの熱意でした。心因性症状の原因を仮定しそれを除去するための認知療法を実践。見事、ほとんど症状が起きなくなりました。親御さんはお仕事で多忙の中時間を見つけてご両親で生活相談を活用くださり、関わり方などを一緒に考えてくださるなど、効果的なタッグを組ませていただきました。ほかにも、受験のためのプランニングと個性に合った勉強方法を見出すお手伝い。ご希望もあり音声チャットがメインの相談でしたがまじめで素直な性格が功を奏し学習面でも理系科目の苦手を克服。第一志望の国公立大学(理系)に合格しました。進学後は症状予防のためにカウンセリングを活用くださっています。

 

◆「親御さんのコンサルティング」および「家族カウンセリング」がメインの事例

 

  • 【学習支援を細く長く続けつつご両親と連携したケース】自閉スペクトラム症および学習障害の特性をお持ちの中学3年生の女の子さんとそのご両親。お子さんは特性もありなかなかどの専門家とも心理的信頼関係を築くことが困難でしたが趣味などが合ったこともありなんとか細く長く、学習支援と「ちょっとした悩み相談」の時間と空間を保つことができました。また、定期的に親御さん(ご両親)のコンサルティングを行いました。非常に協力的で生活上の支援をがんばってくださるご両親。相談しながら上手にお子さんとの距離感を考え、いろいろと問題課題が次々と起きる中、ほど良い親子関係を築きつつあり、まるで五重の塔のような「揺れても大丈夫な軸」が出来たご家庭です。ご両親、特にお母さんは、お子さんと口をきくのも嫌だった時期があったのですが今では「子どもがいろんなことを話してくれるのがうれしいです。口を聞くのが嫌だったのは母親の私が不安だったからなのでしょうね。申し訳ないことをしました。今、子の話を、ほとんど不安になることなく聞けるようになった自分にも驚いています」と、自己分析し、嬉し涙まじりに語られることも。「あの子が大人になってからもどうかお願いします」とおっしゃる姿からは、他者から誤解されやすい特性を持つお子さんの、社会人になれるかどうか、また社会人になってからの苦労を心配しながらも、良い意味で冷静に、お子さんの将来を的確に見据えておられると感じ、思わずジンと来ました。医療機関やさまざまな公的および民間サポート機関など、複数の機関と連携して、お子さんが大学生になった今も、定期的なサポートを続けています。

   

 

 

※事例は、個人情報を守るためにフィクション加工済みです。